失敗しない任意売却

任意売却は、これからの生活に関わる大きな決断です。
開札が始まるまでの限られた時間で解決しなければ競売が避けられなくなるため、失敗はできません。
早めに決断されることは重要ですが、かといって、目先の督促を逃れたいためによく調べもせず安易に任意売却を依頼すると、思わぬ失敗の危険が潜んでいます。
お借入の額によっては一生をも左右しかねない問題ですから、しっかりと考えておく必要があります。

依頼する業者は慎重にご自分で選びましょう。

住宅ローン等の滞納が始まると、債権者(公庫・銀行等)から電話や文書で催促があり、返済が無理なら『任意売却業者を紹介しましょうか』と債権者側の不動産業者にて任意売却を勧めてきます。
ここで考えなくてはならないのは、債権者側の不動産業者に依頼した場合、所有者ではなく、債権者にとって都合の良い取引になると言うことです。
引越し時期・残債務の支払い方法などうまく交渉できないかもしれません。
あくまでも所有権は所有者にあるわけですから、債権者に勧められても丁寧に断り、ご自分で業者の選択をしたほうが有利な売却ができます。

では、何を基準にして業者を選べば良いのか。

意外に思われるかも知れませんが、「任意売却専門業者」を名乗るために、資格・許認可などは特に必要ありません。その気になれば、あなたも明日から「任意売却コンサルタント」を自称できます。
だからこそ、本当に問題を解決する能力のある相談先かどうかを、ご自身で客観的に判断しなければならないのです。

<基準1> 相談員の信頼度

・「宅地建物取引主任者」「ファイナンシャルプランナー」など、金融・不動産の資格を持っている。
・任意売却相談業務に特化したトレーニングを受けている。
・不動産に関する法律の知識が十分ある。
・各金融機関ごとの傾向を把握しているなど、実践的な知識がある。
・相談者のデリケートな心理に配慮できる。

<基準2> 任意売却の実績

・過去の解決実績がたくさんある。
・解決された方の感想を公開している。
・不動産の値動きなど、流動的な市況を把握している。
・法改正、金利の動向など時事情報に敏感である。