その封筒が届いたのは、いつだったか。
もう、思い出せないかもしれません。
引き出しの中。
棚の上。
鞄の底。
開けなければ、と思いながら、
そのままになっている。
そして、
日が経つほど、
さらに開けにくくなっていく。
そんな方もいらっしゃいます。
なぜ、封筒を開けられないのか
電話とは、
少し違う怖さだと思います。
電話は、
鳴りやめれば、
その瞬間はいったん終わります。
でも、
封筒はそこに残ります。
見るたびに、
「開けないと」
と思う。
でも、
開けたら、
何が書かれているのか分かってしまう。
まだ開けていない間だけ、知らないままでいられる。
その状態が、
最後の逃げ場のようになっている方もいると思います。
だから、
開けられない。
私は、
そういうこともあると思っています。
ただ、開けていなくても時間は進みます
ここは、
正直にお伝えします。
封筒を開けていないことと、
手続きが止まっていることは、
同じではありません。
住宅ローンの返済が滞っていれば、
金融機関等から、
督促状。
催告書。
一括返済に関する通知。
保証会社からの通知。
そのほかの書類が届くことがあります。
書類の中には、
回答や支払いについて期日が書かれているものもあります。
その日付は、
封筒を開けていないからといって、
自動的に止まるわけではありません。
だから、
私は、
「そのまま放っておいて大丈夫です」
とは言いません。
内容証明郵便が届いている場合もあります
書類によっては、
内容証明郵便などの方法で送られてくることもあります。
内容証明郵便は、
郵便局が、
いつ、どのような内容の文書を、誰から誰へ差し出したか
を証明する制度です。
ただし、
内容証明郵便だからといって、
それだけで相手が中身を読んだことまで証明されるわけではありません。
大切なのは、
郵便の名前だけで怖がることではなく、
実際に何が書かれているのかを確認することです。
「開けてください」とだけは言いません
「とにかく開けてください」
そう言われて、
開けられるのであれば、
もう開けていると思います。
だから、
順番を変えればいい。
開けられないなら、そのままで構いません。
持ってきてください。
一緒に開けます。
郵送や写真など、
状況に応じて確認できる方法があれば、
それでも構いません。
大切なのは、
一人で無理に向き合うことではなく、
中身を確認できる状態にすることです。
一緒に開けると、何が変わるのか
まず、
その書類が何なのかを確認します。
督促状なのか。
催告書なのか。
一括返済に関する通知なのか。
保証会社からの通知なのか。
裁判所などからの書類なのか。
それによって、
今どの段階にいるのかが見えてきます。
次に、
期日があるのか。
何を求められているのか。
何を急ぐ必要があるのか。
を整理します。
まだ時間がある場合もあります。
逆に、
急いだ方がいい場合もあります。
そのときは、
そうお伝えします。
不安を減らすために、
「大丈夫です」とだけ言うのではなく、
事実を見て、一緒に考えます。
封筒が何通もたまっていても構いません
一通だけではなく、
何通もたまっている方もいらっしゃいます。
それでも構いません。
全部まとめて持ってきてください。
開封していなくても大丈夫です。
順番に並んでいなくても大丈夫です。
日付。
差出人。
内容。
そうしたものを確認しながら、
順番に整理します。
すると、
住宅ローンの問題が、
これまでどう進んできたのかが見えてきます。
そして、
今どこにいるのかも、
少しずつ分かってきます。
分からないものは、大きく見えます
長くこの仕事に携わっていると、
何が起きているか分からないことで、
不安が大きくなっている方にお会いします。
封筒を開けていないと、
中身を想像します。
「もう競売なのでは」
「家を出なければいけないのでは」
「もう何もできないのでは」
そして、
想像だけが大きくなっていく。
でも、
実際に中身を確認すると、
思っていた段階とは違った
ということもあります。
だから、
分からないものを、
分かる状態にする。
そこからでいいと思っています。
相談する前に、調べる必要はありません
督促状。
催告書。
期限の利益の喪失。
代位弁済。
差押え。
競売。
任意売却。
普段の生活では、
ほとんど使わない言葉ばかりです。
全部理解してから相談する必要はありません。
封筒を開けていなくても構いません。
何通あるか分からなくても構いません。
順番が分からなくても構いません。
今ある状態のままで構いません。
そこから、
一緒に整理します。
今のあなたの状況で、私たちが一緒にすること
| 今の状況 | 私たちが一緒にすること |
|---|---|
| 封筒を開けられない | そのまま一緒に中身を確認します |
| 何通もたまっている | 日付や差出人を見ながら順番に整理します |
| 読んでも意味が分からない | 何の書類なのか、どこを見るのかを整理します |
| 期日があるか分からない | 期限と、何を求められているのかを確認します |
| 督促状か催告書か分からない | 書類の内容から今の段階を確認します |
| もう手遅れだと思っている | 本当に方法が残っていないのか、事実から確認します |
| 任意売却が必要か分からない | 売却を前提にせず、他の方法も含めて一緒に考えます |
大切なのは、
一人で全部理解することではありません。
まず、
何が届いているのかを知る。
そこからでいいと思っています。
「一緒に開ける」とは、どういうことか
私たちが考える「一緒に」は、
「頑張って開けましょう」
という意味ではありません。
書類を見て、
何が書かれているのか。
いつまでなのか。
誰から届いているのか。
次に何が起こる可能性があるのか。
そこまで整理します。
そして、
必要であれば、
次に何を確認するのか。
誰に相談する必要があるのか。
そこも一緒に考えます。
ただ開封するだけではありません。
開けた後、一人で悩まなくていい状態を作る。
それが、
私たちが考える「一緒に」です。
私たちは、不動産を売ることから考えません
株式会社エルライフは不動産会社です。
不動産を売却することも仕事です。
でも、
督促状が届いたから。
催告書が届いたから。
封筒が何通もたまっているから。
だから、
「もう売りましょう」
という順番では考えません。
まだ家を残す方法があるのか。
返済を続ける可能性があるのか。
普通に売却できるのか。
任意売却が必要な段階なのか。
税金や他の問題も重なっているのか。
まず、
今の状況を確認します。
相談者を私たちの仕事に合わせるのではなく、相談者に必要な方法を探します。
一人の専門家だけでは、答えが出ないことがあります
住宅ローンの問題には、
不動産以外の問題が重なることがあります。
税金。
差押え。
借金。
離婚。
相続。
共有名義。
法律。
次の住まい。
これからの生活。
その場合には、
一般社団法人 士業会とも連携します。
必要であれば、
弁護士。
司法書士。
税理士。
行政書士。
土地家屋調査士など、
各分野の専門家の力を借ります。
ただし、
専門家をたくさん集めることが目的ではありません。
中心にいるのは、
相談に来られた、その方です。
相談者を、専門家の仕事に当てはめない
不動産会社に相談したから、
家を売る。
弁護士に相談したから、
法的整理をする。
税理士に相談したから、
税務だけを見る。
私たちは、
そういう順番では考えたくありません。
何に困っているのか。
何を守りたいのか。
これから、
どう暮らしていきたいのか。
そこを中心に考えます。
そして、
必要な人の力を借りる。
相談者を専門家の仕事に当てはめるのではなく、相談者に必要な人を集める。
それが、
私たちの士業会の考え方です。
私たちに決められないこともあります
住宅ローンや任意売却について、
私たちだけですべてを決められるものではありません。
任意売却の場合には、
債権者等との調整が必要になることがあります。
税金等の差押えがあれば、
行政機関等との調整が必要になる場合があります。
法的整理が必要な場合には、
弁護士など適切な専門家の判断が必要です。
金融機関や債権者とのやり取りを誰が代理できるのかも、
資格や手続きによって異なります。
だから、
「全部任せれば大丈夫です」
とは言いません。
できること。
できないこと。
誰かの判断が必要なこと。
それをお伝えしながら、
今できることを一緒に考えます。
相談は、売却の依頼ではありません
封筒を一緒に確認したからといって、
家を売ることが決まるわけではありません。
任意売却を選ばなければならないわけでもありません。
まず、
何が届いているのか。
今どこにいるのか。
そこを知るための相談でも構いません。
その場で、
答えを出す必要はありません。
誰を味方につけるか
封筒を一人で開けるのと、
誰かと一緒に開けるのとでは、
まったく違うことがあります。
開けたあと、
意味が分からない。
何をすればいいか分からない。
また一人で悩む。
それでは、
苦しさが残ります。
だから、
誰に相談するか。
誰を味方につけるか。
そこまで考えてほしいと思っています。
私たちを選んでください、
という意味ではありません。
もし、
私たちよりも、
あなたの人生を真剣に考え、
あなたに必要な方法を一緒に探してくれる人がいるなら、
その方を選んでください。
大切なのは、
本当に自分の力になってくれる人を味方につけることです。
まとめ
- 郵便物を開けられない方は珍しくありません
- 電話とは違い、封筒はそこに残り続けます
- 「まだ開けていない」が最後の逃げ場になっていることもあります
- ただし、開けていなくても時間や手続きが止まるとは限りません
- 書類には、期日が記載されている場合があります
- 一人で無理に開ける必要はありません
- 開けていない状態のまま相談して構いません
- 何通もたまっていても、そのままで大丈夫です
- 日付や差出人を見ながら、一緒に整理します
- 書類の内容から、今どの段階なのかを確認します
- 想像だけで「もう手遅れ」と決める必要はありません
- 私たちは、最初から売却を前提に考えません
- 必要であれば、士業とも連携します
- 相談者を専門家の仕事に当てはめません
- 封筒を開けることではなく、開けたあと一緒に考えることを大切にしています
無料相談・不動産に関するお問い合わせ
株式会社エルライフでは、
金融機関から届いた封筒を開けられずにいる方。
督促状や催告書かもしれないと思いながら、
そのままにしている方。
何通も郵便物がたまっている方。
読んでも意味が分からない方。
それぞれの状況に合わせてご相談を承っています。
任意売却をすると決めてから相談していただく必要はありません。
まず、
何が届いているのか。
いつ届いたのか。
何を求められているのか。
今どの段階なのか。
そこを一緒に整理するところから始めます。
住宅ローンだけでなく、
離婚。
相続。
税金。
債務。
共有名義。
不動産売却などが重なっている場合には、
一般社団法人 士業会とも連携し、
必要に応じて各分野の専門家と一緒に考えます。
相談者を専門家の仕事に当てはめるのではなく、その方に必要な専門家を集める。
私たちは、
その考え方を大切にしています。
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このようなお悩みもご相談ください
- 郵便物を開けられない
- 封筒が何通もたまっている
- 督促状か催告書か分からない
- 書類を読んでも意味が分からない
- 期日が書いてあるが、どうすればいいか分からない
- 銀行からの電話に出られない
- 電話を無視してしまっている
- 住宅ローンを滞納している
- 今どの段階なのか分からない
- もう手遅れだと思っている
- 家を残したい
- 任意売却をするべきか分からない
- 税金の滞納や差押えがある
- 家族にまだ話せていない
- 誰にも相談できていない
最後に
封筒は、
そこにある。
開けなければいけないことも、
分かっている。
でも、
手が伸びない。
そんなとき、
一人で無理に開けなくてもいいと思います。
大切なのは、
開けることそのものではありません。
中に何が書いてあるのか。
今どこにいるのか。
何を急ぐ必要があるのか。
これからどうするのか。
そこを知ることです。
開けるのが怖いのであれば、
一緒に開ければいい。
何通もたまっているなら、
一緒に並べればいい。
意味が分からなければ、
一緒に読めばいい。
そして、
その先を一緒に考えればいい。
誰に相談するのか。
誰を味方につけるのか。
それだけで、
見える景色が変わることがあります。
この時間が、
今のあなたにとって、
大切な時間になるかもしれません。
だから、
急がなくて大丈夫です。
まず、その封筒を一人で抱え込まなくていい。
誰かと一緒に中身を確認するところからでも、構いません。
専門家コメント
宅地建物取引士 松本



