不動産会社の査定額が高いほど安心?任意売却で価格だけを比べてはいけない理由

その高い査定額、信じていいですか?売れる見込みと残るお金を、一緒に確認。 エルライフ。

任意売却で高い査定額をもらっても、その価格で売れるとは限りません。私が見たいのは「買う人がいくらで、どんな状態の家を引き受けられるか」と「債権者がその売却を認めるか」です。この二つを離して考えると、時間だけが過ぎることがあります。

査定額、売出価格、成約の見込み、債権者の判断を分ける

  1. 査定額:不動産会社が示す価格の見立て
  2. 売出価格:実際に市場へ出す価格
  3. 想定成約価格:成約事例や購入希望者の反応から見込む価格
  4. 債権者が確認する価格・条件:売却代金で完済できない場合、抵当権抹消に向けて確認が必要な条件

査定額は保証額ではありません。「高く売れます」という言葉より、何を根拠にその価格にしたかを聞いてください。

家の状態と、買主が必要とする工事費を見る

近隣の成約価格が同じでも、雨漏り、設備の故障、内装や外装の傷みがあれば、買主が考える総額は変わります。現地を見て、住むために必要な工事の範囲を整理します。建物の状態を見ない高い査定額だけでは、債権者との協議に必要な説明が足りません。

最初の価格設定を甘く見ない

前の業者と債権者の間で売出価格が確認された後、買い手が見つからないからといって、新しい業者が自由に値下げできるわけではありません。販売記録、相場、建物の状態、工事費の見通しを示して協議しても、価格変更の了承が得られない場合があります。だからこそ、最初の担当者がどんな資料を基に債権者と話すかが大切です。

担当者に確かめたいこと

  • 比較しているのは売出中の価格か、実際の成約価格か
  • 現地で傷みや設備を確かめたか
  • 買主に必要となる工事を価格にどう織り込んだか
  • 債権者には、誰が何を示して価格と条件を確認するか
  • 期限内に売れない場合、残債と次の暮らしをどう考えるか

価格の先にある生活を一緒に考える

松本がまず、現地と数字、相談者が守りたい生活を確認します。売却以外の道が残るなら、それも並べます。税金、登記、差押え、残った借金などに専門判断が必要なときだけ、士業会の仲間と連携します。人数を並べるためのチームではありません。

最初の相談は無料です。個別の専門手続きに費用が必要な場合は、内容と費用を事前に説明します。


相談は依頼ではありません。査定書をお持ちなら、価格の根拠から一緒に見ます。

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