先に結論をお伝えします。
高い査定額を出した不動産会社が、必ず高く売ってくれるとは限りません。任意売却では、査定額の高さより、期限内に現実的な価格で成約し、債権者の同意を得られるかが重要です。
4つの価格を分けて確認します
- 査定額―会社が資料や現地をもとに算出した価格
- 売出価格―市場へ公開する価格
- 想定成約価格―実際に買い手が決まりそうな価格
- 債権者との調整価格―抵当権抹消の判断に関係する価格
この4つを一つの数字のように説明されると、判断を誤ることがあります。
高い査定額が危険になる場面
媒介契約を取るためだけに高い金額を提示し、反応がないまま時間が過ぎ、あとから何度も値下げする進め方があります。一般売却でも問題ですが、期限がある任意売却では特に慎重さが必要です。
根拠を聞いてください
- 比較した成約事例はどれか
- 売出し中の物件ではなく、成約価格を見ているか
- この価格で何日間販売する計画か
- 反応がなければ、いつ、何を基準に見直すか
- 競売などの期限に間に合う計画か
売却価格は相談者だけで決められないことがあります
住宅ローンを完済できない場合、債権者の同意が必要です。不動産会社が自由に価格を決められるわけでも、査定額を保証できるわけでもありません。
会社選びは、説明の正直さで見ます
高い数字だけでなく、売れない可能性、値下げの基準、残る債務、売却後の生活まで説明する会社を選んでください。できないことを明言できる担当者かどうかも、大切な判断材料です。
相談は、依頼ではありません。
まだ何も決めていなくても構いません。届いた書類をそのまま見せていただければ、今どの段階にいるのかを一緒に確認します。
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株式会社エルライフ 代表取締役 松本


