先に、結論をお伝えします
任意売却をするかどうかで迷っておられるなら、
私なら、いったんその手前に戻ります。
「売るか、売らないか」だけで考えません。
まず、
売らずに済む方法が、まだ残っていないか。
そこを確認します。
それを一つずつ見たうえで、
どうしても難しいとなったときに、
初めて任意売却を現実的な選択肢として考えます。
私は、
家を売ることが仕事だからといって、
最初から売却へ進めるのは違うと思っています。
後になって、
「あのとき、ほかの方法も確認しておけばよかった」
そう思ってほしくないからです。
迷っているのは、まだ決められない理由があるからです
家を手放したくない。
子どもが卒業するまでは住みたい。
親と一緒に暮らしている。
家族にまだ話せていない。
収入が戻れば払えるかもしれない。
あと数か月だけ何とかできれば立て直せるかもしれない。
本当にもう無理なのか、自分でも分からない。
そういう気持ちがあるから、
迷うのだと思います。
私は、
迷うこと自体は悪いことではない
と思っています。
住宅ローンや家の問題は、
人生の中でも大きな判断です。
すぐ決められなくて当然です。
ただし、
迷っている間にも手続きが進むことがあります。
だから、
結論を急ぐ必要はない。
でも、
今どこにいるかの確認だけは早めにする。
ここは大切です。
私なら、まず今の段階を確認します
まだ滞納していないのか。
1回、2回と滞納しているのか。
督促状や催告書が届いているのか。
期限の利益を失って一括請求を受けているのか。
保証会社による代位弁済が行われているのか。
裁判所から競売関係の書類が届いているのか。
同じ、
「住宅ローンが払えない」
でも、
今いる段階によって、
考えられる方法は変わります。
だから私は、
いきなり、
「任意売却しましょう」
とは言いません。
まず、
今、何ができる段階なのか。
そこを一緒に確認します。
まだ早い段階なら、返済条件を相談できないか確認します
収入が一時的に減っている。
病気や休職で、今だけ返済が厳しい。
数か月後には復職する見込みがある。
こうした場合には、
金融機関へ返済条件について相談できる可能性があります。
返済期間を見直す。
一定期間の返済負担を軽くできないか相談する。
具体的な対応は金融機関や契約内容によって異なります。
だから、
「必ずリスケジュールできます」
とは言いません。
でも、
まだ相談できる段階なら、
確認する価値はあります。
ただ、月々の返済が下がれば解決、ではありません
ここは、
とても大切です。
仮に、
一時的に毎月の負担が軽くなったとしても、
それだけで問題が解決したとは限りません。
返済期間が延びる。
総返済額が増える。
一定期間後に、また返済負担が戻る。
そうした可能性もあります。
だから私なら、
今月払えるかだけではなく、
半年後、1年後、数年後にも続けられるのか
まで見ます。
目の前だけを楽にして、
数年後にもっと苦しい状態になるのであれば、
それは本当の解決とは言えないからです。
団体信用生命保険や保障の対象になっていないか
病気やけがが原因で住宅ローンの返済が苦しくなった場合には、
加入している団体信用生命保険や各種保障の内容も確認します。
病気の種類。
診断内容。
契約時の保障内容。
条件によっては、
保険が関係する場合があります。
もちろん、
すべての病気や状況が対象になるわけではありません。
だから、
契約内容を確認します。
「住宅ローンが払えない=すぐ売却」ではありません。
確認していないものが残っているなら、
まず確認します。
借り換えについても、可能性があるかを見る
住宅ローンの借り換えによって、
返済条件が変わる可能性もあります。
ただし、
すでに滞納している。
収入が大きく減っている。
信用状況に問題がある。
こうした場合には、
借り換えが難しいこともあります。
だから、
これも、
「借り換えれば解決できます」
とは言いません。
可能性があるのかどうかを確認する。
その程度に考えます。
ご家族やご親族の協力で方法が残る場合もあります
状況によっては、
ご家族やご親族の協力を得ながら、
家を残す方法を検討できることもあります。
たとえば、
親族が購入し、
その後も住み続ける方法などです。
ただし、
親族間売買は、
通常の不動産売買よりも金融機関の融資が難しい場合があります。
また、
すでに債権者が関わっている場合には、
債権者等との調整も必要になります。
ですから、
これも、
誰でもできる方法ではありません。
でも、
本当に家を残したい方なら、
最初から可能性を消さずに確認します。
公的な相談窓口も確認します
収入減少。
失業。
病気。
生活費。
税金。
住宅ローン以外にも問題が重なっている場合があります。
そうしたときには、
自治体などの生活相談窓口や、
利用できる支援制度がないか確認することもあります。
ただし、
公的制度がそのまま住宅ローンの返済をしてくれる、
という意味ではありません。
生活全体を立て直すために、
使える支援があるかを確認する
ということです。
不動産だけを見ていても、
本当の原因が別のところにある場合があります。
家計そのものを見ることもあります
住宅ローンが払えない原因が、
住宅ローンだけとは限りません。
カードローン。
自動車ローン。
事業資金。
教育費。
税金。
生活費。
複数の支払いが重なって、
住宅ローンまで苦しくなっている場合があります。
だから私は、
家だけを見るのではなく、
できる範囲で全体を見ます。
住宅ローン以外を整理することで、
家を残せる可能性が出る場合もあります。
反対に、
無理に家だけ残そうとすると、
生活全体が崩れることもあります。
だから、
「家を守ること」と「生活を守ること」は、同じとは限らない。
ここも一緒に考えます。
ここからが、私の考え方です
売らない方法を確認する。
それでも難しい。
そのとき、
私はすぐに、
「では任意売却ですね」
とは言いません。
次に聞くのは、
「何を守りたいですか」
です。
家そのものなのか。
子どもの生活なのか。
家族との関係なのか。
仕事なのか。
次の住まいなのか。
できるだけ借金を減らすことなのか。
住宅ローンの不安から早く離れることなのか。
守りたいものによって、
同じ任意売却でも進め方は変わります。
「家を残す」ことだけが、守ることではありません
これは、
長くこの仕事をしてきて感じることです。
最初は、
「何としてでも家を残したい」
とおっしゃる方がいます。
でも、
一緒に話をしていくと、
本当に守りたかったのは、
家そのものではなく、
子どもの学校だったり、
家族との生活だったり、
親との時間だったりします。
それなら、
必ずしも今の家でなければならないのか。
同じ地域で住み替えられないか。
生活を立て直して、
家族が穏やかに暮らせる方法はないか。
そういう見方もできます。
家を守ることと、人生を守ることは、必ずしも同じではありません。
だから私は、
家だけを見ません。
私たちは、不動産会社です
家を売れば、
私たちの仕事になります。
これは事実です。
だからこそ、
私はそこを一番慎重にしたいと思っています。
仕事になるから、
売る方法を勧める。
それでは、
相談する側は安心して話せません。
もし、
家を売らなくて済む方法があるなら、
それを先に確認する。
売却しない方がその人にとって良いなら、
それでいい。
私たちの仕事になるかどうかより、その方の人生が良い方向へ進むか。
私は、
そこを先に考えたいと思っています。
正直に申し上げます。私たちだけで決められないこともあります
返済条件の変更を認めるか。
金融機関が決めます。
借り換えの審査を通すか。
金融機関が決めます。
任意売却を認めるか。
売却価格を認めるか。
債権者等の判断が必要です。
法的整理をするべきか。
弁護士など法律の専門家の領域です。
税金の問題なら、
行政機関や税理士などとの確認が必要になる場合があります。
だから、
できないことを、できるとは言いません。
でも、
どんな方法が残っているのか。
誰に確認すればいいのか。
その方法を選んだら、
その先に何があるのか。
そこは、
一緒に整理できます。
相談者が専門家を回るのではなく、必要な人が集まる
住宅ローンだけで終わらない相談もあります。
離婚。
相続。
税金。
共有名義。
借金。
差押え。
法律問題。
そのたびに、
相談者が、
不動産会社。
弁護士。
司法書士。
税理士。
何軒も回って、
同じ話を繰り返す。
私は、
それをできるだけ減らしたいと思っています。
だから、
一般社団法人 士業会の仲間とも連携しています。
相談者が専門家を回るのではなく、必要な専門家が相談者のために集まる。
中心にいるのは、
専門家ではありません。
相談者です。
迷っている段階で相談して構いません
「まだ任意売却をすると決めていません」
それで構いません。
「家を売りたくありません」
それでも構いません。
「何がいいのか、自分でも分かりません」
それでも構いません。
むしろ、
決める前だからこそ、まだ確認できることがあります。
相談したからといって、
任意売却をしなければならないわけではありません。
契約しなければならないわけでもありません。
一度持ち帰って、
家族と話しても構いません。
まずは、
決めるために必要な材料をそろえる。
そこからでいいと思っています。
まとめ
- 任意売却をするか迷っているなら、まずその手前に戻ります
- 売るか売らないかの二択では考えません
- まず、今どの段階なのかを確認します
- 金融機関へ返済条件を相談できる可能性がないか確認します
- 団信や保障の対象になっていないか確認します
- 借り換えや親族の協力なども、状況によって検討します
- 公的な相談窓口や生活全体の支援も確認します
- 今払えることと、本当に解決したことは別です
- 半年後、1年後、その先まで見て考えます
- 家計全体を見ることもあります
- 家を守ることと、人生を守ることは同じとは限りません
- 私たちは売却ありきでは考えません
- できないこと、私たちでは決められないことも正直に伝えます
- 必要なら士業会の専門家とも一緒に考えます
- 決めてから相談する必要はありません
- 最後に決めるのは相談者ご本人です
無料相談・不動産に関するお問い合わせ
株式会社エルライフでは、
住宅ローンが払えず、
任意売却をするべきか迷っている方。
家を残したいけれど、
本当にまだ方法があるのか分からない方。
ほかの会社で任意売却を勧められたけれど、
本当にそれでいいのか迷っている方。
その状態のままでご相談いただいて構いません。
任意売却をすると決めてから、
相談する必要はありません。
まず、
今どの段階なのか。
住宅ローンはいくら残っているのか。
今後の収入はどうなのか。
家はいくらくらいなのか。
家を残せる可能性はないのか。
そして、
何を守りたいのか。
そこを一緒に整理します。
住宅ローンだけでなく、
離婚。
相続。
税金。
債務。
共有名義。
差押えなどが重なっている場合には、
一般社団法人 士業会とも連携し、
必要に応じて各分野の専門家と一緒に考えます。
相談者を専門家の仕事に当てはめるのではなく、その方に必要な専門家を集める。
私たちは、
その考え方を大切にしています。
お問い合わせ方法
📞 無料電話相談
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株式会社エルライフ
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- 任意売却をするべきか迷っている
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最後に
任意売却をするのか。
しないのか。
今日、
決めなくても構いません。
まず、
売らずに済む方法が本当に残っていないのか。
そこから確認しましょう。
全部確認して、
それでも難しいのであれば、
そのとき初めて、
任意売却を一つの方法として考えればいい。
私は、
その順番でいいと思っています。
家を売ることより先に、
考えたいことがあります。
今、
どこにいるのか。
何を守りたいのか。
この先、
どう生きていきたいのか。
家を守ることが、
必ずしも人生を守ることになるとは限りません。
反対に、
家を手放すことが、
人生を立て直す第一歩になる方もいます。
答えは、
人によって違います。
だから、
私たちの答えを押しつけるのではなく、
あなた自身が納得して選べる材料を、一緒にそろえたい。
それが、
私たちの仕事だと思っています。
もし、
私たち以上に、
あなたのことを考え、
あなたの人生まで一緒に考えてくれる人と巡り会えたなら、
迷わずその方を選んでください。
大切なのは、
エルライフに仕事を任せてもらうことではありません。
あなたが、本当に味方になってくれる人と巡り会うことです。
そのうえで、
「一度、松本に話してみようかな」
と思っていただけたなら、
まだ何も決めていなくて大丈夫です。
相談は、
依頼ではありません。
決めるための材料を、一緒にそろえるところから始めます。
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